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政策学部ブログ<TEAM SEISAKU >

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演習Ⅰの申し込みが始まりました

editor / 松浦 さと子

2012.05.08

 

 第一期生の演習Ⅰへの所属申し込みが始まりました。昨年の連休明けといえば
まだ高校生の名残のある表情で、無作為に配属された基礎演習に戸惑っていた
政策学部生でしたね。でも「演習」は自分の意思で教員を選択できるとあって、目が
輝いているようにも思います。
 基礎演習では、大学に馴染み大学で生きるために同級生と共に生活することが
まずは目的でしたが、2回生後期から始まる演習Ⅰでは、極めたい特定のテーマに
接近するために冒険の海に出ます。これからの「演習Ⅰ」はまさに「自分で選ぶ」船
に乗るのだと例えられましょうか。

 進学を決めたときの思いをもう一度確認してください。みなさんは何かを探す航海を
目指してここに来たのではありませんか?「まちづくり」「社会問題の解決」「私たちの
社会をどうにかしたい」あのとき知りたいと思ったこと、極めたい領域につながるために
演習Ⅰはさらに具体的なテーマと手法を提示します。

 ただし、教員は船でも船長でもありません。乗組員としても役立たないかもしれません
し、陸から船に手を振るだけだったり(放任教育、これもまたゼミ生は育つ)、若者が柔軟
に選択する航路の邪魔をするかもしれません(Devilsadvocateともいう)。

 乗船者はそんな教員の乗っている船で、目的の場所を見失いそうになり、暴風雨にも
遭遇するなかで「私たちって、何て運が悪い・・・」とその船に乗ったことを後悔するような
状態に陥ったとき、乗船者同士が助け合い「われわれ感情」(we-feeling)(共に参加して
いるキモチ)を共有する連帯を実感するでしょう。
卒業にたどり着くころには、生涯を語れる仲間が得られているはずです。

 教員も決して使えない存在ではありません。そもそもいい磁石や地図を持っていたり、
過去の乗船者や他船と連絡が取れたり、天候が予測できたり、船に残された物語や出
来事、人々の体験を記憶していたり、それはゼミ生には大いに役立つのですよ。そして、
航海の難事にあたっては、その分野を先に走っている以上、少なくとも尋ねたいこと
あれば、きっと耳を傾けてくれるはずです。

 ただ、ゼミのなかで共有する先の「我々感情」や「役割感情」(role-feeling)(果たすべき
役割についての感情)も含めて、ゼミのコミュニティ感情を共有し、自己の成長につないで
ゆくことには独学にはない意義があることと思います。

 すなわち演習Ⅰに所属する醍醐味は、好きな教員のゼミに入ることばかりにあるのでは
なく、(もちろん、それはとっても楽しいことなのですが)助け合う一生ものの仲間ができる
ことにもゼミ活動の慶び、楽しみがあるのです。
 第一志望ゼミに入れない学生も出るかと思います。もし、そうなっても演習Ⅰの目的は
「仲間」「つながり」「関心事を極める」など、多様なものであることを冷静に判断し、学びの
目的やテーマを固め直して、二次募集に期待しましょう。

日常のための非日常

editor / 清水 万由子

2012.04.13

いよいよ2012年度がスタートしました。

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
2回生のみなさん、進級おめでとうございます。

私もようやく今年度から、政策学部の仲間入りをさせていただきます。
ホームページやパンフレットには載っているのに、いない…というユーレイ教員(?)を脱して、いよいよ政策学部のみなさんに会えるのがとても楽しみです。
10月に正式に着任予定ですが、前期は非常勤で基礎演習と環境政策総論を担当します。
一年間、政策学部で楽しく学びましょう!

春は別れと出会いの季節。卒業式、入学式、入社式といった「○○式」が続きます。
「○○式」は、ほかにも成人式、結婚式、金(銀)婚式、そして葬式などがありますよね。
人生に様々な節目をつけるこれらの儀式は、これまでにお世話になった方々への感謝、あるいは新たな人生のステージへの決意を示すものです。
学生の皆さんは、まだ七五三、入学式、卒業式くらいしか経験していない人が多いかもしれませんね。

でも、正月、節分、ひな祭り、お彼岸・・・といった年中行事は、皆さんもう何度も経験していると思います。
クリスマスやバレンタインデーなど欧米の慣習もすっかり(日本流に)定着し、日本人の懐の深さ(いい加減さ?)が発揮されています。

こういった儀式や行事は、日常生活やその人のライフステージに節目をつくり、気持ちをリセットしたり、本人に新しい社会的な役割を付与したりするものです。
日常生活の中に「非日常」をつくることで、いつもは考える余裕のないことを考え、周囲の人々に感謝の気持ちを伝え、神様への祈りを捧げる機会にもなります。
「非日常」があるから、「日常」を支えてくれるもののありがたさや尊さがわかるのです。

しかし・・・
おせち料理はデパートやネットで簡単に買えますし、統一のメッセージが印刷された年賀状も珍しくありません。
一人ひとりが忙しい中で時間を割いて、心を込めて準備するものでも、商品として売買され、消費されるものになっているようにも思います。

人間が長い時間をかけてつくりあげてきた文化には、それぞれに意味があります。
儀式や行事の意味ってなんだろう?
形だけの儀式に振り回されるなんて、バカバカしい!!

人間は、新しい状況に合わせて、新しい文化を創っていくことができます。
季節の節目。人生の節目。
「日常」を見つめなおす「非日常」の過ごし方を、自分なりに考えてみるのもよいかもしれません。

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